PLATING + DESIGN PLADES

表面加工|超微細レーザー加工金型めっき技術|PLADES(プレイズ)

プレイズについて

従来の樹脂めっきの常識を変えていく。PLATING+DESIGN=PLADESの世界。
驚くほど繊細なデザインやアートを、プロダクトに落とし込む。
従来再現しきれなかった、本物の質感を大胆に再現する。
プレイズは、表面加工分野の新しい表現方法を提案します。

プレイズの特徴

プレイズは、超微細で立体感のあるテクスチャを、金型に直接レーザーで加工し、樹脂パーツを作成。その樹脂パーツに、豊富なカラーのめっき加工を施すことにより、これまで画一的だった樹脂めっきパーツに多様な意匠性と質感を出すことを可能にしました。加えて、「指紋がつきにくい」「光の乱反射をコントロールする」といった機能性も備えています。

  1. 超微細な意匠パターンを表現
  2. めっき調ハイボスカルステッカーやラッピングでは再現できない、本物の質感
  3. 豊富なめっきカラーで多様な風合い表現が可能

  1. 従来のめっき製品でネックとなっていた、指紋をつきにくくする
  2. 腐食シボ加工より、めっきの皮膜が均一化する
  3. 微細なレベルで凸形状を変えることができる為、光の乱反射をコントロールできる
  4. 従来加工技術を用いた製造で、安定した品質を提供

プレイズの加工処理の流れ

  1. 01

    製品データの
    ご提供

  2. 02

    要件定義及び
    加工デザイン選定

  3. 03

    金型製作

  4. 04

    成形

  5. 05

    成形品要件
    適合確認

  6. 06

    レーザー加工

  7. 07

    成形

  8. 08

    めっき加工

Detail :

材質:
ABS
工法:
インジェクション成形
表面処理:
めっき
製品サイズの目安:
300mm×300mm程度
製品トータル数量の目安:
1,000個〜

テクノロジー

レーザー加工金型

従来の腐食シボ加工とは違い、プレイズはレーザー加工技術を用いて金型を作成します。腐食シボ加工では実現できない複雑な断面形状の生成が可能です。

  • レーザー加工

    プログラムによるコントロールなので、任意の断面形状を表現可能。
    → 腐食シボ加工では表現できない複雑な断面形状の生成が可能

    レーザー加工の原理
  • 腐食シボ加工

    腐食液の流動と化学作用によって金属を溶解し、除去する。
    腐食液があたる面に均一に作用するので、断面は左右対称となる。

    腐食シボ加工の原理

めっき加工

レーザー加工金型によって作成された樹脂パーツに6色のめっき加工を施すことが可能です。密着性、耐食性ともに通常のめっき加工製品と同等の性能を持ち、凸凹部にも均一にめっき皮膜が析出します。

- カラーリング(全6色)

  • クロム
    クロム
  • 金
  • 3価クロム(黒)
    3価クロム(黒)
  • 黒クロム
    黒クロム
  • 仙徳
    仙徳
  • 銅ブロンズ
    銅ブロンズ

- めっき性能

● めっき付廻り確認実験
〈試験内容〉
  • 試験品:3価クロム(黒)テストピース2種類
  • 凹凸部のメッキ付廻りを試験品断面で確認
〈試験結果 : ◯〉
  • 凹凸部にもほぼ均一にめっき皮膜が析出しており、極端に薄い膜圧部位がないことを確認。
めっき付廻り確認実験の結果
● めっき密着性能・耐食性能確認試験
〈試験内容〉
  • 試験品:3価クロム(黒)テストピース3種類(各n=2)
  • シボ加工なしの通常めっき品と性能差を確認
〈評価条件〉
  • 密着性:サーマル試験機内にテストピースを入れ、-30℃(1h)→+70℃(1h)×20サイクル後、フクレ、クラック、有害な欠損無きこと
  • 耐食性:キャス試験48h後 RN≧9のこと
〈試験結果 : ◯〉
  • 密着性、耐食性ともにシボ加工なしの通常めっき品と性能は同等
めっき密着性能・耐食性能確認試験の結果
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